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観客捕球のファウルフライ問題 [プロ野球]

昨日の樂天とソフトバンクの試合で、ソフトバンクの選手が打ち上げたフライがエクサイティングシートのフェンス間際に飛び、樂天の左翼手や遊撃手が追いかけ、左翼手がフェンスから客席内の奥にまで手を伸ばして捕球しようとした。ところが、観客の一人がグラブを差し出して先に捕球してしまった。左翼手も守備を妨害されて捕球できなかったという素振りを示していた。この観客の行為に対して実況していたアナウンサーは観客のマナーを批判していた。また樂天の梨田監督も守備妨害ではないかという確認を込めて審判に質していたようでもあった。この観客はソフトバンクの帽子を被っていたように見えた。贔屓の引き倒しではないかと思ったりもした。仮に左翼手が捕球していれば、打者はアウトになるこというまでもない。観客が捕球したので、打者は打ち直しが出来て、その結果本塁打でも打てば、試合の帰趨に影響したり、優勝決定以後ととはいえ、更にはペナントの行方も左右しかねないことも想定できる。
しかしよく考えてみれば、次のような疑問にも逢着した。
制度として客席に飛んだり、落ちたファウルボールは、捕球したり拾った観客が貰えることになっている。観客からすれば、スタンドに入ったボールは、ホームランは言うに及ばず、ファウルフライでも貰える「権利」が発生したと考えられる。それを選手が手を伸ばして客席内のボールを捕球するするのは、得べかりし「サービスの奪取」ということになりはしないか、という疑問である。
フェンスが低い場合はよじ登ってホームラン性の飛球を捕球することは許されている。つまりインプレーである。その飛球を観客が客席からフェンスを越えて手を伸ばして捕球すれば、明らかに違法な行為である。一種の偽計業務妨害に当たるかも知れない。MJBではそのような行為が問題になり、捕球した観客は大ブーイングを受けたのみならず、球場から追放されたようにも記憶する。
球場内でのファウルボールなどの怪我に対して主催球団や球場は責任を負わないと入場券などにも明記されていて、一種の契約条項ということになるだろう。そうした危険を避けるために捕球したとなれば、選手のプレーを妨害したとは言えないだろう。
業務としてのプレーとサービス提供との相関関係の問題なのであろうが、法的にはどうなるのか、「お笑い笑百科」の法律相談のテーマとなるかもしれない。
哲学的には偶然と必然の問題として捉えることもできる。観客からすれば、偶然飛び込んできた打球を確保する「権利」が必然的に発生したので捕球した。プレーヤーからすれば、捕球することが必然的に求められている範囲の打球を観客によって偶然に差し出されたグラブでキャッチされてしまったという因果関係である。

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日ハムの大谷選手管理批判 [プロ野球]

「日本ハム球団は本当に最後の最後まで何を考えているのか。今頃になってシーズン終了後に大谷の右足首手術だなんて。11月の侍ジャパン出場を辞退するための言い訳だろう」

 球界OBがこう怒るのも正論だ。日本ハムOBで今も球団に籍を置く、野球日本代表の稲葉新監督が、指揮官としてのデビュー戦となる「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16日~19日=東京ドーム)に大谷も招集したいと、11日の記者会見で表明したばかり。その答えが「シーズン終了後に右足首手術」というワケだ。(中略)さまざまな騒動や問題を起こした日本ハムの大谷管理法。このまま大谷が米球界に移籍すれば、昨季の日本一で得た「年俸が高くなれば、FAでも引き留めないし、トレードで出すこともする。情にとらわれず、ビジネスライクなメジャー流の球団経営の成功例」との評価も暴落するだろう。(江尻良文)
このような批判を読むと、どの球団も指名を躊躇った中で、大谷選手をドラフト会議で敢えて日ハムが指名して入団にまでこぎ着けた経緯を無視しているとしか思えない。
そもそも大谷選手は当初からメジャー志向が強くてドラフト会議で指名されても、入団する意向がないと伝えられていた。それを栗山監督や日ハム球団がどのような約束をしたのかは定かではないが、日本球界でプレーする所にまでこぎつけているのである。日ハムに入団したことを大谷選手もよかったと言っているが。
ここから先はたらればの話になるが、ドラフトで日ハムも指名をせずに、大谷選手がそのままメジャーに行っていたら、彼がメジャーで活躍したかどうかは別にして、日本の殆どの野球ファンは彼のプレーを直に見ることができなかった。
また、大谷選手の二刀流起用についても、専門家の殆どは否定的であった。しかし彼が類い希なる能力を発揮したことでその見解も後退している。
仮に侍ジャパン参加拒否のためだとしても、大谷選手だけのことではないし、日ハムのやり方を批判するのも不公平であろう。ダルビッシュ投手も田中投手も所属球団の意向を汲んでジャパンには参加していない。過去には中日球団もWBCに選手を派遣しなかったこともある。
日本ハムは大谷選手の入団に際しては、彼との間でメジャーの選手として育て上げるという契約を暗々裏にであれしていただろう。大谷選手との契約広く言えば約束事を守ろうとしているだけなのではなかろうか。日ハムは侍ジャパンと契約しているのでもないし、大谷選手問題でNPBと契約しているわけではない。
江尻氏の批判やプロ球界のOBの見解は、私企業としての契約行為を公的な問題にすり替えて批判しているように思えてならない。著者は、些かの正義感を添えて、怪しい説を楽しんでいるのかも知れないが、余り上手な楽しみ方とも言いがたい。
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昨夜のソフトバンクと樂天戦 [プロ野球]

昨日の試合展開はソフトバンクが負けるように動いていて、予想というか予感が殆ど的中した。
最大のポイントは立ち上がりにつけ込むべき則本投手に対して、一番バッターの明石選手が二球目の悪球に手を出して空振りしたことである。初球と殆ど変わらない高目のボール球を空振りしその後凡打に倒れた。もし見送っていたら四球になっていた。二番の今宮選手が二塁打を打つも、案の定際どい攻めで柳田選手を歩かせ、次のデスパイネ選手は初球を打ってショートゴロの併殺打であった。デスパイネ選手は状況を殆ど無視してフルスイングをするので、樂天バッテリーの術中に見事にはまった。ウイラー選手の悪球には極力手を出さないようにしているのとは好対照である。
今江選手の凡フライがセカンドとセンターの連携ミスで安打にしてしまったこと。その前の盗塁は塁審の位置が悪くてビデオではアウトであったのをセーフに判定された不運があったが、セカンドの高田選手はもっと速く声を出すかして対応すべきだし、柳田選手も突っ込みすぎていた。
そして、リードされているのに森投手を投入したが、この時アマダー選手かウイラー選手のどちらかに本塁打を打たれるだろうとの予感が走ったが、初球をものの見事にアマダー選手にぶち込まれた。この後四球を出すという悪い展開で銀次選手を迎えたところで昇格させたばかりの飯田投手を投げさせるべきだと思ったが、森投手を続投させて移籍したばかりのクルーズ選手に左前安打を打たれてとどめを刺された。
それに二回の攻撃でも一死一塁でフルカウントで走者を走らせて空振り三振併殺で終わっている。三回も併殺打を喫している。ソフトバンクの試合では、一死でフルカウントで一塁走者を走らせて三振併殺はよく見ることでこれまた同じ失敗を繰り返していて、去年と同じように、今年もここぞという肝心な直接対決の試合で勝てないのだから、殆ど優勝は無理なように思った。
去年は栗山采配、今年は樂天の梨田采配と工藤采配の差が出ているように思う。
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上田利治氏の訃報を読んで [プロ野球]

阪急の黄金時代の礎は西本監督の努力が大きかったのだろうが、上田氏がそれを見事に開花させた。
思い出すのは、阪急の黄金時代、まだ阪急と阪神が電鉄会社として資本統合もする前の時代である。
シーズンの開幕を控えた前日かその前日だったと記憶するが、千里阪急ホテルのロビーで上田監督、山田久志投手と福本豊選手の三人が揃っているのを偶然見かけた。開幕を目前にしてシーズンにどう臨むかを話し合うために、投打の主力選手を呼んだのだろうと推測したことがあった。ネクタイを締め背広姿であったが、生きのいい独特の声とスタイルで上田氏だと分かって、シーズ開幕を実感させたことを思い出す。
上田氏といえば、日本シリーズのヤクルト戦で大杉選手の本塁打を巡って長時間の抗議をしたことが必ず語られる。テレビで見ていて、阪急を応援していたが、しつこいという感想をもった。
当時は審判の権威もまだ充分確立していなかったので、この長時間の中断は、ある意味ではファン無視の抗議でもあった。対戦相手の広岡監督が彼独特の言い方で「あれはホームランですよ」と冷ややかに言い放っていた声も何故か耳に残っている。
上田氏の訃報を知って、広岡氏は、野球界のために何かの提言をする前に亡くなったことを悼む言葉を発していた。広岡氏らしい弔意の表現だとも思ったが、この広岡氏の言葉を読んで、上田氏が大所高所から野球界に対しての発言をしなかったのは、あの長時間の抗議が彼の心の奥底に澱んでいたからではないかと推察したりしている。
上田氏といえば、どこかの監督時代に家族の一員が週刊誌沙汰になるような問題に巻き込まれていて、問題視される前に公言して火種を未然に防ぐ手際の良さも備えていたようなこともあった。
現役の選手としては、何の記録も残さず、記憶にも残らず、三年ほどで現役引退した一方、指導者としての輝かしい成果を残していて、名選手必ずしも名監督ならずの逆のあり方を示した点で球史に名を留めた異彩であったといえる。
プロ野球も八十年の歴史を刻んで、鬼籍に入った名選手も数多くなり、ゴーストブレーブスとかゴーストタイガースとかが結成できるほどになってしまった。
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大谷選手選出は民度の低さと言えるや否や [プロ野球]

「プロ野球ファンの民度が問われてしまう」そんな想いにすら駆られた。日本ハムの大谷翔平が球宴ファン投票のDH部門で1位になったことについてだ。ご存知の通り、彼は今季4月8日を最後に出場実績がない。

もちろん「ファン投票」なので、必ずしもきっちり実力・成績の順位通りである必要はない。しかし、それも程度問題だろう。大谷が日本球界を代表するスターであることは間違いないが、あくまでファン投票は、そのポジションでもっとも秀でた成績を残している選手を各自が独自の視点で選ぶことが基本だと思う。

ぼくが「ファンの民度が問われかねない」と嘆いているのは、結果的に大谷が選出されたということだけではなく、中間発表以降に自浄作用が働かなかったことだ。 (中略)起きたのは、アイドルの人気投票だけだったということか。脱力感すら感じてしまう。(豊浦彰太郎)
この記事を読んで二昔か前にFAで中日に移籍した川崎投手が故障で登板機会がないなかで、ファン投票で一位に選ばれたことがあった。中日ファンの痛烈なブラックユーモアとも解された。現在では打者は公式戦で一定数以上の打席に立っていること。投手も部門によるが一定の投球回数を満たしていることが選出の条件になっている。大谷選手はこの規定を辛うじて満たしている。
豊浦氏が指摘するように、それぞれのポジションで優れた成績を残している選手を独自の視点で選ぶのが基本であろう。ただ、野球ファンの民度の低さと疑問視する見方には賛同しかねる。
民度とは何かということは暫く措いて言えば、大谷選手の場合は去年の活躍振りが際立っていたので、そのプレーを是非見たいという願望がファン投票に託されていたと思う。現時点での成績を越えた期待値の高さが彼への投票行動であったろうし、オールスターの時には体調も復しているだろうという期待や予想もあったろう。WBCでも彼が出場してくれていたらという繰り言も込められているかも知れない。
パリーグの先発投手部門第一位はソフトバンクの千賀投手であった。票数は割れているが、彼が「なんでボクが?」と所感を述べたのは、三振奪取で記録を更新した則本投手や勝ち星で上回ったり、防御率の低い菊池投手や金子投手などを差し置いての選出であったからだと推測する。
彼が一位に輝いたのはWBCでベストナインの投手に選ばれたこと、つまり世界が認めたということをファンは理解しているからであろう。育成出身という履歴に対する評価、更には出身地のナゴヤドームでの開催ということも加味されているかもしれない。
開催球場の球団から一人もファン投票で選出されていないのは二十数年ぶりの椿事とか言われている。千葉や名古屋のファンが冷徹な目で応援球団を見ているというようにも思われる。
上のように考えると、むしろプロ野球ファンの民度の高さが出たとも言えるかもしれない。
野球ファンの民度を論ずるなら、WBCなどで日本以外の國の試合の観客動員は少ないとか、視聴率が低いとかという所を考えてみた方がいいように思う。

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今年の交流戦雑感 [プロ野球]

今日の広島とソフトバンクの勝者が最高勝率チームとなる決戦で、ホークスが勝って、同率だが直接対決を制したソフトバンクが三連覇した。ホークスは投打とも主力の故障者続出で、広島の戦力の方が有力なようにも見え、かつ熱狂的なカープファンの後押しする本拠地の有利さもあるように思ったが、勝負事の常であるが、初めての優勝を掴み取ることの困難さを広島は味わったように思う。最後に代打の松山選手がサファテ投手から本塁打を放ったので広島ファンも溜飲を下げたとは思う。
昨日まででパリーグ52勝セリーグ49勝で今日セリーグが5勝すれば、逆転するところであった。途中で横浜とオリックス戦がノーゲームになったので、セリーグが4勝してパリーグが1勝だけであれば、延期になった明日の横浜とオリックス戦がセパの勝敗の帰趨を決するので面白くなるのだが、と思っていたが、ハムが早々と勝って樂天も勝ったので、一つの興味関心事は消滅してしまっていた中での、ホークスの勝利であった。
今年の広島打線は確かにストレートを強く打つ強力打線であった。その基礎を作ったのは新井コーチのように思う。それと去年今年とセリーグに入団した投手がなべて力強いボールを投げていたように思う。交流戦を通じて選手の野球に対する考え方に刺激を与え合っているように思った。
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燻っている交流戦廃止論 [プロ野球]

周知の通り、そもそもセは交流戦の継続に否定的。もうけが少ないうえに、戦績もパの独壇場で、「本音を言えば、今すぐにでもやめたい」(セのある球団幹部)という声がある。交流戦が導入された2005年から2年間は36試合制だったのが、07年から24試合に減り、15年からは今の18試合制になった。セの意向が強く働いた結果だ。
「ドル箱の二刀流大谷がいるからまだ、営業的なマイナスに目をつむっていられるが、その大谷がいない今年の交流戦はどうなるか。観客動員、売り上げをきちんと精査することになる」とは前出の球団幹部。

 その結果によっては、セ側からさらなる交流戦の縮小が提案されるのは必至だ。いや、大谷には今オフのメジャー挑戦の可能性が残されている。仮に海を渡れば、縮小どころか、廃止の声がいよいよ大きくなる。(日刊ゲンダイ)
今朝の日経新聞でも「選球眼」で浜田昭八氏も交流戦問題について上のような趣意に添うような論を展開しつつも、多様なプロ野球の多様な有り様を見られる魅力に言及して交流戦の存続を願う方向で論じている。中でも、ドラフトでくじ運がパの側に味方していることにも触れて、力量面でのパの優位が見られているともいう。またここ五年に限っても打力面では圧倒的にパの打者が優位を保っている。ヤクルトの山田選手が一昨年に首位打者を取ったのが唯一の例である。昨年などは待機中の城所選手が首位打者を取るほどであった。
このような彼我の実力の差の問題は別にして、ドラフトで有力選手がくじ運も手伝ってパの側に指名されているという大勢は興味深いと以前から思っていた。ちなみ言えば、巨人のくじ運が悪くて菅野投手も一年浪人生活を送っている。つまり興業面を含めてパの劣勢が少しずつ変化しつつある前兆ではないかということである。
パリーグ指名打者制度を導入してパの野球が変わった。投手力も打力も向上した面がある。社会人野球では指名打者制度が既に導入されて久しい。のみならず選手にとって働く場所が一つ増えることも大きい。セリーグはパの後塵を拝するのを潔しとしないので、指名打者制度導入をしたくてもできない。得点力不足に悩む今年の巨人など指名打者制度があれば、村田選手の打力と守備力を生かすことも出来たろう。
プロ野球だから、興業面の成否は死活問題であるが、目先の利益や狭い視野だけでプロ野球興業に取り組んでいると没落の道は広いということを知るべきではないか。その予兆をドラフトでのくじ運に見るのである。
交流戦を廃止しても、興業面でも行く行くはパリーグに追いつかれ、実力面では差が開いて十数年後にはセリーグのマイナーリーグ化が生ずるかも知れない。あるいはチームをたたむ球団が何球団か出て来て一リーグになるかもしれない。
セリーグが交流戦廃止を望むなら、パリーグは、セリーグとの交流戦にしがみつかずに、韓国や台湾、更には豪州との間で交流戦を組むのも興味深いのではないかと思っている。
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阪神の黒ユニフォーム [プロ野球]

海老蔵は「さぁカレーライス」と題した投稿で、「どうでもいいけど 昨日の阪神のユニフォームカッコいい!」と記述。黒虎ユニホーム姿の糸井嘉男外野手(35)の画像を貼り付け、「カッコいい…」と繰り返している。阪神が23日に着用した黒ユニホームは1948、49年の大阪タイガース時代の復刻版だ。(デイリースポーツ)
昨夜の巨人阪神戦をテレビで見ていて、昔のユニフォームを着用していたので、セパ両リーグに分裂する前、今は跡形もなくなった西宮球場の右翼側の外野スタンドで小学生時代に見た阪神の選手が着ていたことを思い起こした。確か阪神と南海の試合だったと記憶する。
阪神はダイナマイト打線と言われて、藤村選手は言うに及ばず、分裂時に毎日に移籍した別当や土井垣、本堂の各選手らが活躍していた。阪神は確か梶岡投手が投げていて、南海は下手投げの武末投手が投げていたように記憶する。どちらが勝ったのかどうかの記憶はないが、南海では山本監督や木塚遊撃手がプレーをしていた。
半世紀以上も前の苔のむしたようなことを言っても、話の通じる人も殆ど居ないことだろうが、思えば、この黒のユニフォームはダイナマイト打線をイメージしていたのかも知れない。
今の阪神打線は、福留、鳥谷、糸井選手と左打者が主力であるが、当時の阪神は藤村別当、土井垣、本堂選手と右打者が主力であった。左打者では金田外野手がいて、呉選手もいたかも知れないが、定かではない。
昨夜着用していた黒のユニフォームが格好いいとも思わなかったが、この黒のユニフォームの着用がこの日衆議院本会議で強行採決された「共謀罪」の行く末を卜したものでないことを祈りたい。
治安維持法下で弾圧された創価学会が再興して、それを母体とする政治団体からの最初の国会議員が東急フライヤーズの白木儀一郎投手と上林捕手だった。大下選手なども含め、西宮球場で彼らのプレーを見たことも覚えている。後で知ったことが、彼らはベンチの中でもチームメイトに折伏に之努めていたとか。
公明党は「共謀罪」成立に荷担賛同しているが、まるで戦前に創価学会にさえ向けられた思想や宗教弾圧がおとぎ話の世界の出来事であったと勘違いしているのではないかと思うほどであるが、思い過ごしでなければ、杞憂でないことをこれまた祈ろう。

張本氏のWBC批判 [プロ野球]

野球評論家の張本勲氏(76)が26日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)の名物コーナー「週刊・御意見番」に登場。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で米国に1-2で惜敗した日本の戦いぶりを総括した。

 「武士の情けで負けたチームを悪くいいたくなど、原因は2つある。1つは小久保監督」と小久保裕紀監督(45)に疑問を呈した。「コーチも監督もやってない人に大役を与えた」とし、「いいコーチをつけてあげないとうまくいかないんですよ。組織だから。そのコーチが監督のいうことを聞かないで、チームをかき回すようなコーチをつけてどうするの」と組閣を一刀両断した。(サンケイスポーツ)

負けたチームを悪く言いたくないといいつつ、酷評するのもいい加減な評論だが、張本氏の論評は、絶対勝つことが出来たという前提でなされていて、勝負事を経験した人の言葉とも思えない。
恐らく誰が監督をしても絶対に勝てるということはない。むしろ代表選手の話を新聞で読んでいる限り、小久保監督はチームを結束させることに成功していたのではなかろうか。だから、準決勝まで進ませることができたのである。むしろコーチも監督も経験していない中で、ここまでの成果を挙げたのは、小久保氏が一軍としての将としての器であったことを示しているとして、張本氏は評価すべきであったろう。それが球界の長老としての後継者育成の責務ではないかと思う。
誰しも最初は経験はない。「負けたら日本におれない」というほどの重圧に耐えなければならないのは、張本氏のような酷評がいや増しに監督を追い詰めているのだろうと思う。
勿論小久保氏は、張本氏に褒められたいためにチームを指揮して戦ったのではないだろうことは言うまでもなかろうが。
「チームをかき回すコーチがいた」というのが、本当ならば、アメリカでの決戦に臨む前に敗退していたろう。チームをかき回すコーチがいたのが、本当だとして、ここまでチームを纏めた力は評価に値するだろう。
そもそも、代表選手の年俸が一億円以下の選手が大活躍している。彼らの年俸が低いのは、能力はあるが経験の浅いからである。
野村克也氏が絶賛している小林捕手は、中日の岡田投手に次いで二番目に低い年俸である。ベストナインに選ばれた千賀投手も6000万円超の年俸で、育成出身である。小林、千賀投手の活躍は出色であった。
因みに言えば、広島の鈴木、田中両選手は去年から活躍が目立った選手で5000万円内外の年俸である。ハムの大野捕手も一億円に達するか否かの年俸である。他の選手は、一億円を超える年俸の選手ばかりである。真偽の程は分からぬが、小久保監督の俸給は、月額40万円とか、年俸500万円にも満たない。
そんなこんなを勘案して、小久保監督にご苦労様の一言ぐらい発するのが、球界のご意見番であり長老なのではなかろうか。心狭い論評に思えてならない。

アメリカ戦は、地の利、時の利に恵まれなかっただけだろう。前日は晴天で決勝戦も好天気であった。日本戦だけが雨中の決戦であった。得点に結びついた名手菊池選手のエラーも、決勝点になった松田選手のファンブルも雨のいたずらだったように思う。球運が味方しなかったなかで、人の和があそこまでの熱戦を展開させた。
菅野投手も精根尽き果てるほどの投球をしたのは、前の試合で打たれたことをバネにした意地が一番大きかったろうが、彼を信じて先発させた小久保監督の期待に応えたいという気持ちもあったろうと思う。
青木選手もたまたま調子の巡り合わせが悪かったのであろう。現役の大リーガーは彼一人だから牽引者としての役割を担わせたのだろう。キューバチームが、峠を過ぎたセペタ選手に三番を打たせ続けさせていたのに比べれば、問題視することではないと思った。
問題があったとすれば、結果論だが、千賀投手が、打者を追い込んでおきながら二塁打を打たれた時の配球だったように思う。あの時テレビを見ながらアウトコースに直球を投げろと独りごちしていたが、変化球を投じて痛打され、傷口を広げてしまった。
小林捕手が成長したのは、他球団の一流投手の投球を受ける機会に恵まれたからであろう。当初、千賀投手のお化けフォークがなかなかキチンと捕球できなかったと彼が語っているからである。
余談だが、「千賀」という姓は吾がPCではスンナリ変換できない。千と賀を入力してできたものである。
この苗字は、彼は蒲郡出身だが、東三河では見かける苗字である。豊橋には千賀菓子店などの看板も目にする。二十年ほども前になるだろうか、慶応大学に千賀という長身の投手がいて、中京高校の出身だったように記憶する。東三河の中学からスカウトされたのでないかと推測する。

小久保監督の心境 [プロ野球]

何とか6戦全勝で米国での二次決戦に臨むことができて、小久保監督は、ホッとする暇もなく指揮官としてあれこれ作戦や選手の調子を考えていることだろうと思う。
ただ、かれが「負けたら日本におられない」と思い詰めた気持ちを語っていた。恐らく日本の試合で負けた時のことを思い巡らしてそんな切羽詰まった心境になっていたのであろう。尤も言葉としてその心境を吐露しているので、若干はそのカタルシスも和らげることが出来た心情に至っていたのであろうとも解することができる。
しかし、試合の合間にベンチで下を向いている姿が写し出されるのをみていると、重圧の凄まじさが伝わってくる。
WBCで負けたところで、國の存亡に関わるほどのことでもない。万人単位の人が生活をかけている大企業の破産ほどの影響すらないと相対化してみることが心理的負担を軽減する一方策のような気もする。
國の存亡を賭け、百万単位の兵士と老若男女を問わず、国民が生死を賭け、生活の根底を覆されたり、原発事故のために故郷を離れて遠く避難し、仮設住宅で万単位の人が大震災から六年も経ても生活をしていても、一国の宰相は、東京オリンピック招致に当たって、放射能はアンダーコントロールされていると虚言を言い募り、先日の追悼式典では原発事故にさえ言及しなかった。籠池泰典理事長都の関係や、日報問題で示している稲田防衛相の心臓も毛が生えないほど堅牢鉄壁に作られているように見える。
安倍首相と稲田防衛相を右総代として挙げたが、なべて権力を玩ぶ政治家というのは、絶対的権力者の秦の始皇帝のように、諫言した忠臣の胸を裂いてどんなに成っているのだろうかと実見したと同じように、食事も喉を通らない、「負けたら日本におられない」という小久保監督の心臓を割いてその中を覗いてみたいのではなかうか。

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