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第五戦までの日本シリーズ雑感 [プロ野球]

昨日のサヨナラ本塁打でハムが王手をかけた。今までの所内弁慶シリーズである。
初戦と第二戦は、首位を独走した広島が、長いシーズンで首位に立ったのは一月にも満たないハムを圧倒した印象であった。ハムは、マラソンで言えば、競技場内に入る手前当たりからトップを奪って粘り続けてゴールインしたようものである。競技場内での、マッチレースも凌いでゴールテープを切って、少し呼吸が乱れていたような試合が広島での試合であったろうか。
札幌に戻ってからは、接戦を凌いできたハムと独走して接戦を凌ぐことがなかった広島の差が出たような試合だったように思う。
ジョンソン投手を使って負けたのは少し広島に不利なような思う。第三戦は福井投手か大瀬良投手で繋ぐような投手起用が良かったのではないか。つまり独走の余裕をこの短期決戦でも示すことがあってもよかったように思う。
2003年のタイガースとホークスの日本シリーズは典型的な内弁慶シリーズ、阪神は甲子園での三連戦に劇的な試合展開で王手をかけ、福岡に決戦の舞台を移したが、ホークスは杉内投手で逆王手をかけて、和田投手で最後の試合を制している。
そんな展開を想定してみて、ジョンソン投手を第六戦に残して、野村投手を第七戦に回すというローテーションを組むのではないかと思った。恐らく第六戦の大谷投手を意識したのかも知れないが。
バース投手とメンドーサ投手の出来が抜群だったのと、昨日の市川捕手の身を挺してハーフバンドを止めたのが大きかったように思う。もしあれを後逸していたら、メンドーサ投手があれほど好投できたかどうか。
(付記)これを記した後、明日は増井投手と野村投手が予告先発だと知った。昨日勝ったので、明日負けても最後は大谷投手で凌げるという計算ではないか。大谷投手は一昨日内野ゴロで全力疾走して一塁ベースを少し踏み損ねて足首を痛めたようだったので、その回復も含めて万全を期して明日の登板を増井投手に託したのだろう。昨日勝った余裕であろうか。
ひょっとすると最終戦は引退する黒田投手の登板を読んで、黒田投手に敬意を表して、現在の最高の投手である大谷投手を投げさせるための深謀遠慮が隠されているのかも知れない。
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貧すれば鈍する(貪する) [教育]

文部科学省の「私立大学等の振興に関する検討会議」。水戸英則・二松学舎理事長が国立大と私立大の公費支出格差に言及すると、即座に浜口道成・前名古屋大学学長(科学技術振興機構理事長)が切り返した。「少子化は20年前から進んでいたのに、大学は逆行して800校に増えた。これを無視した議論は納得できない」7月の会議でも浜口氏は、国私間格差の是正を訴えた小出秀文・日本私立大学協会常勤常務理事に給与水準などの情報公開を求め、「私立を十把一からげで議論するのはおかしい」ともう反論、場を凍り付かせた。
激しいさや当ての背景には、18歳人口減少による地方中小私大の経営悪化と、厳しい財政下での大学予算削減がある。(中略)学生数(大学院などを含む)で私立は74%を占めて国立(21%)を圧倒するが、國の公費支出は国立が1兆945億円(運営交付金)で、私立は3153億円(私学助成)。学生1人当たりでは国立179万円に対し私立は15万円だ。(日本経済新聞「岐路に立つ国立大学 下 2016.10.25)

国家財政が窮迫する中で、国立大学は独立法人化して、予算も削減され、出来るだけ自力で金を作れというのが基本的な文部行政の姿勢になっている。名古屋大学などの「基幹大学」でも予算の制約が研究活動に大きな影を落としていることは、先のノーベル賞受賞の時にも、研究者から基礎研究に対する予算減少が問題にされていた。基幹大学では企業との連携や委託などで研究費を何とか捻出している所もあるが、それはまだ恵まれている方である。基幹大学のみならず地方の国立大学でも交付金の制約から教員の欠員補充にも支障を来している部門もあると聞く。
浜口氏が指摘するように、少子化が視野に入っている中で、大学が増えている。高等教育機関の増加は必ずしも負の遺産ではないと思うが、定員割れの大学も多い。
大学設立の際には、認可を得るために、学生の確保や卒業後の進路等の青写真を提出しなければならない。通行量を多く見積もって道路敷設を正当化するように、学生確保や進路の見通しを示して、最終的には、大学設置審議会かで審査されて設置が認められる。
確か田中真紀子氏が文部科学大臣だったかの時に、某大学の新学部設置に拘わって、ストップをかけて話題になったことがあった。設置審議委員会で認められた設置を行政の長が横やりを入れたことについて、当該の大学からも指弾されていたように記憶する。
ここで指摘したようなことは喧喧諤諤と議論されたことだと推測できるが、大学設置の許認可権は最終的には文科相にあるのは事実であるが、そのことは暫く置いても、浜口氏の論調は吾が田に水引く見解のように聞こえる。日本の学術や学問全体の進展を考えているのだろうか、と疑念を抱きたくなる。原義とは少し離れるが、寡きを患えず均からざるを患うということで学術の進展を考えるのが学問の府に籍を置く者の執るべき態度のように思うのだが。


ソフトバンク細川捕手の退団と移籍先を卜す [プロ野球]

細川捕手が球団からのコーチ就任要請を断って、現役続行の道を選択した。退団して他チームでの働き場所を求めると言う。ホークスの選手間では、敵に回したくない捕手という声も聞かれるとか。
彼自身はパリーグで活躍の場を求めるのが第一の目標だという。察するに、彼を捕手として迎えるセリーグの球団を考えてみると、巨人か森監督との縁で中日くらいではないかと思う。巨人とて加藤捕手に戦力外通告しているくらいだから可能性は低いだろう。
希望するパリーグとなると、ロッテか日本ハムではないかと卜占している。
ロッテも打力も付けて成長している田村捕手がいるので、声をかけることは恐らくないように思う。声をかけるとすれば、ホークスと優勝を争うことを想定して、かつ伊東監督との縁で誘うかも知れない。
日本ハムは今年ホークスと争って優勝したのは、吉井投手コーチの加入が与って力が大きかったと思う。かつてオリックスを退団した中嶋捕手と契約したことがあるので、来年もホークスと優勝を争うだろうことを考えて、ホークスの投手や野手の特徴などを知悉している細川捕手に誘いをかけるのではなかろうか。青森出身の細川捕手としても北海道は遠い所ではない。勿論今ほどの好待遇は得られないだろうが、現役続行の念願が叶えば、待遇面は二の次にするだろうことは言を俟たないだろう。
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履正社山口投手のドラフト指名問題 [プロ野球]

山口はドラフト前に調査書を提出した11球団には、4位以下の指名であれば社会人野球へ進む方針を伝えていた。ドラフト前夜には複数球団から4位以下での指名が可能かどうか最終確認も入ったが、山口の意思は変わらなかったという。

 結局日本ハムが6位強行指名を行ったが、履正社の岡田龍生監督は、筋を通して指名回避した球団もあっただけに「信用問題になる」と語っている。この報道に、ネットでも賛否両論。(デイリースポーツ)

ハムの指名行為を批判するのは筋違いであろう。順位の条件を付けてドラフト制度に臨むのはドラフト制度の否定でもある。日本プロ野球機構制度への懐疑的態度でもあろう。
順位を問題にするのは、自己の能力の自己評価に伴う契約金の多寡をを問題にしていることになる。順位の条件があるので、それに従って三位以内で指名権を行使しなかったのは、ハムを含む全球団の彼に対する評価である。特に今年のドラフトは好投手が輩出していた。同チームの寺嶋投手はヤクルトが単独一位指名したが、短絡的に言えば、山口投手への評価は自己評価ほどの評価はされていなかったということであろう。
ドラフト指名されると期待されていた大学や社会人、更に高校生で指名されなかった人材も多くいた中では、山口投手が指名されたのはそれ相応に評価をされている証でもある。
岡田龍生監督は、筋を通して指名回避した球団もあっただけに「信用問題になる」と語っている。のもどうかと思う。筋を通して指名権を行使しなかったのか、ドラフト会議の過程でこれ幸いに他の選手を指名している球団もあるかも知れないし、敢えて拒否されて行使権を無駄にするのを回避していたかも知れないからである。勿論監督として教え子が高い評価を得て望まれることを願うのは当然なことである。しかし信義の問題では決してない。六位に指名されたからと言って、六位の力しかないということではないだろうし、四位や五位で指名する球団もあったはずだというのかも知れないが、プロ野球のスカウト活動は信義などが基本にあるようなものではないことは岡田監督も重々承知しているはずである。指名するから宜しく願うと言いつつ指名しない場合も多々ある。
岡田監督自身も教え子を大学に推薦入学させる際に、大学から欲しいと望まれる選手をお宅に送る場合には推薦の対象にはなりがたい選手と一緒に入学させて欲しいというような経験を多々持っているだろうと推測する。
彼が中学生をスカウトする場合だってお目当ての選手を取るためにもう一人の中学生を入れるからという条件をつけたことだってあるだろう。スポーツの能力だけで人生に処することは決して生やさしいものではないことも彼自身よく知るところであろう。
ドラフトされたことは岡田監督への指導の評価でもあると捉えることだってできるだろう。
かつてドラフト一位で入団拒否した選手も多々いるのだから、希望にそぐわなかった順位だっただけのことなのだから、志望校に入学できなくて浪人して実力を付けるために受験勉強に励むと同じで、もっと実力を付けて高い評価を得られるように精進させてやりたいと言えば済むことで、信義云々を持ち出すほどのことではないであろう。
それともどの球団からも指名されずにそのまま社会人チームに就職させてやりたかった、ハムが6位で指名して山口投手の心を惑わせるようなことを問題にしているのであろうか。指名さえされていなければ、迷うことなく、また岡田監督自身も彼を慰めて次の段階で頑張れと言えたのにとでも思っているのであろうか。
岡田監督は、単純な問題を敢えて複雑にしているように思えてならない。
或いは六位指名した球団が日本ハムであったので、不快感を露わにしているのかも知れないと勘ぐりたくもなる。もっと勘ぐれば、三位以下でも自分が最も行きたい球団であったならば、三位以内の指名でなければ、拒否すると言ったことさえ頬被りして指名を喜んでいたかも知れない。その場合は、指名を遠慮した球団の方から情報が漏れることになって顰蹙を買う結果になっていたかも知れない。
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無為自然を貫いたディラン氏 [理念]

ディラン氏の作品と言えば、風に吹かれての曲しか知らないし、その曲の歌詞も理解していない。その他の曲を聴けば、彼の曲だったかという程度であって、ディラン氏の存在が今回の話題になるほどの人であることも知らなかった。
今年のノーベル文学賞受賞対象者として選ばれたボブ・ディラン氏がスウェーデン・アカデミーとの連絡も取れず、スウェーデン・アカデミーも連絡を取ることを断念した、と報ぜられている。
果ては、沈黙を守る同氏に対して傲慢で無礼だという委員もいると報ぜられている。この傲慢無礼発言に対しては、そういう委員の方が傲慢無礼であると批判している人もいる。筆者も同じ考えを持つが、その人は社会的訓練を一応は積んでいるディラン氏なのだから、ウンとかスンとか言っても良いように思うと個人的な感想を述べつつ。
察するに、ディラン氏はSNSに受賞の事実を記したことが、大人の対応であったつまり孤絶した存在ではないとの意思表示ではなかったかと思う。だから、昨日かに受賞のことを削除したのであろう。
受賞を拒否すると宣言するのも一つの価値観の提示であろうが、光栄なこととして受賞している数多くの人がいることも事実であるから、それを否定しかねないこともあり得るだろう。
ノーベル書授与自体は一つの価値や権威の創出である。分野によっては、世界的に認められた最高の価値基準であるという評価にもなっている。その授与を受けるか拒否するかも一つの価値観の提示である。つまり同調か反対価値の提起かのいずれかであろう。二項対立的に言えばそうなる。

受賞した事実だけは事実としてSNSで同調して報告した。その報告も一定の時間的経緯の中で削除することで事実を受け入れたことを証明したのではないか。今回ディラン氏は受賞拒否も表明していない。彼にすれば、自分には関係のないことであると考えたのではなかろうか。自らにとって関係のないことについて敢えて関係がないという必然性もないということではなかろうか。所謂言外の言による意思表示である。無為自然だという所以である。人為的な計らいを極力廃することで最低限事実は事実として受け入れているという今回の問題に対応しているということではなかろうか。価値の相対化、権威の相対化を自ずから示しているように思われる。



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人事を尽くして天命を待つ [言葉]

今日はドラフトの日である。ドラフトの最大の注目選手が自らの心境を表題の言葉で表現している。
現在では三球団が一位指名すると公表している。更に数球団が指名する可能性も指摘されている。
仮に単独指名であっても、或いは一位指名どころか指名されないことを含めて、創価大の田中正義君は、選択される立場であって、彼の努力では如何ともし難い身の上である。今までプロ野球選手を目指して最大の努力をしてきたのだとしても、他者の意志や籤の如何で自分の運命が決するのである。このような立場では人事を尽くしようがないのだから、「人事を尽くして」というのは、言葉の使い方としては不適切であろう。天命を待つと言うところに主意があるとしても些かピント外れである。
少しばかり受け見すぎるかも知れないが、「俎上の鯉の心境です」という方がこの場合は当たっているだろう。広島は一位指名を公言しているので、広島球団は喜ぶかも知れないし、鯉のように料理されたくないとのメッセージにもなるかもしれない。
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沖縄での大阪機動隊員の差別発言 [言葉]

米軍ヘリパッド建設工事で東村高江周辺を警備する機動隊員が、建設に反対する市民に向かって「触るな。土人」などと発言していた問題で、沖縄県警は19日午前、事実関係を認めた。県警の調べで、大阪府警の20代の男性機動隊員が発言を認めたという。県警は差別的用語で不適切な発言だったと説明し「今回の発言は極めて遺憾。以後そのようなことがないようあらためて指導する」とコメントした

 また、高江警備で別の機動隊員が、反対市民に対して「シナ人」と発言している動画が配信されているとして、県警警備2課が事実確認を急いでいる。(沖縄タイムス)
「以後このようなことがないようにあらためて指導する」というような木で鼻を括った謝罪とも言えないコメントではなく、発言者を特定しているのだから、本人を連れてきて本人から謝罪をさせるべきであろう。「シナ人」という発言は二重の差別であるが、このような言動が機動隊員に見られるというのは、機動隊がそうした意識を植え付ける教育をしているからではないかと疑いたくなる。
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恥の上塗り [社会問題]

青森県黒石市の写真コンテストで、自殺をした女子中学生が被写体だったことを理由に、内定していた最高賞が取り消された問題で、写真コンテストの主催者が19日、一転して最高賞の市長賞を授与すると発表した。賞の撤回に批判が高まり、方針転換した。(産経新聞)
女子中学生の父親の談話を聞く限り、賞取り消しの際の主催者の両親に対する発言は、酷いものであった。正に死者にむち打つような仕打ちと言えるようなことを言って賞を取り消しているのである。
ネットや電話などでの抗議が相次いだので決定を覆して元通りにしたのだろう。黒石市や選考委員会は被写体の女子中学生の不幸な死を悼むことなく、市や委員会が考える体裁を気にして賞の取り消しを決めて、批判を受けるや改めて賞を授与することを決め直した、というのまた市の体裁を気にしてのことであろうと思う。
市長やマイクの前で謝罪するだけでなく、霊前に赴いてその不幸な死を悼みかつ謝罪することである。父親は弁明弁解に聞こえるといっているのは、先ず公式の謝罪会見の前に霊前に赴いて謝罪するべきであったからであろう。
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年金3%強値下げ案 [経済]

厚労省は、現在の受給者と将来の受給者の世代間の公平を図るためとして、現在の受給者への支給を3%強値下げする案を出している。民進党の資産では5%強の支給減になるとして反論している。
決まっていた来年度四月からの消費増税を訳の分からない勝手な判断をこねて延期した次の一手がこのような最もらしい理由をつけた姑息な試案の提示である。そもそもが消費増税は社会保障費の増大に対応するという考えに基づいていた。高福祉を維持するためには、高負担による財源の確保が求められるということであった。
消費増税延期による年金財政均衡化を図る目的でこのような案を財務当局が出したのであろうが、厚労相は事務局の案を丸投げしているだけであるだけでなく、年金の株式投資を積極化して毀損させたことも忘れているのである。
経済の成長も思うに任せず、高齢化と人口減少に直面する中で、抜本的な財政再建を後回しにしているのアベノミクスのなれの果てだとすれば、そのツケはいずれにせよ国民が払うのだから、少しでも早い内に手を打つのが政治の責任である。まして過半数を得て政治的安定を誇り、安倍首相の任期延期も確実な情勢になっている今こそ真剣に取り組めるのではなかろうか。それこそ解散などしている場合ではない。そのことがキチンとできると自ずから更なる政治的安定の基盤を維持できるのではないかと思う。
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李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず [信義則]

将棋棋士の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを使用した疑惑が浮上し、日本将棋連盟が出場停止処分とした問題で、三浦九段は18日、自らの潔白を主張する文章を、弁護士を通じて報道各社に公表した。「対局中に将棋ソフトを使用していたことは一切ありません」と疑惑を改めて否定。「適正な手続きによる処分とは到底言い難い」と不服を訴えつつ「今後も連盟の調査に最大限協力するつもりです。そのことにより、私にかかった疑惑が晴れると信じています」とつづっている。(中略)離席の理由については、「休憩室で横になるなど体を休めつつ次の指し手を考えていたり、会館内のトイレに赴いていただけ」などと主張。将棋ソフトを使って対局前に研究を行っていたとし、「私の指し手がコンピュータと一致率が高い部分があったとしても、何も不思議なことではないと考えています」と説明した。(毎日新聞)
NHKのインタビューを聞く限りでは、体調が悪く席を外すことが多かったと言っていた。疑われるような行為をしていたことが問題なのであろう。法的に決着しなければならないことと道義的に問題にされる恐れがある行為とが衝突する場合には、法律の門を潜るしかない。対局の姿勢が問われているのである。
学校の試験や入学試験でも生理的欲求で席を外さねばならない時には監督官の一人がトイレまでついていく。将棋の世界では対局中の離席に際しては監視が付かない慣行のようだが、その信義則があるのだから、疑念を持たれるような事は謹むべきであったろう。
それに無実を晴らすためにとはいえ、何故パソコンやスマホを連盟に自主的に提出したのか、不可思議である。手を学ぶためにソフトを使っていたといっているのだから、出す必要もなかったであろう。
根本的なことだが、対局にあたって将棋ソフトを使ってはならないという規則があるのかどうか。棋士の間からソフトを使っているのではないかという疑念が持たれていたいうことに照らせば、不正行為と見なされ、試験場でのカンニングと同じ扱いなのであろう。とすれば、連盟も彼が頻繁に離席するときには、同氏の諒解の下に監視役を着けることをしておくべきであった。今後はルール化するのが未然を防ぐ対応である。
法廷に持ち出されたら、ソフトをアンインストールしてパソコンやスマホを提出したのだとしても、恐らく履歴は突き止められるのではないかと思う。
黒白を言える立場にはいないが故に、表題のように評する所以なのである。
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