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李下に冠を正さず [言葉]

「瓜田に履を納れず」がこの後に続くのだが、後の一句は馴染みが薄い。
安倍首相は昨日の閉会中審査に出席してこの言葉を敢えて言えば弄していた。
李下に冠を正し、瓜田に履を納れたからこそ、閉会中審査なる事態になったのだという認識の欠落がこの言葉を使わしめたとしか言い様がない。それともこの俚諺を念頭に置いておくべきであったという内心の反省の巧まざる吐露だったのであろうか。
昨日の毎日新聞は次のような記事を載せている。
闘病中のマケイン氏がオバマ氏との大統領選挙で争った時、「オバマは信用できない。彼はアラブ人だ」と発言した女性支持者に「違います。彼は家族を愛するまっとうなアメリカ市民です。彼と私はたまたま基本的な事柄について意見が異なるだけです」と諭した。
「オバマ氏が大統領になっても恐れる必要はない。この國の政治は相手への敬意が基本だ」述べたという。

安倍首相は、「こんな人達に負けるわけにはいかない」と激高したことへの反省の弁を述べているが、あの時自民党の青年部がどこからともなく出て来て、青旗を掲げ林立させて安倍首相を防御したことには党総裁として何の反省も述べていない。あの青旗の林立は異常で一種の脅迫めいた印象を抱いた。テレビですらそうだから現場に居た人達はもっと強い脅威を感じたのではないかと推察している。
この青年部の青旗の林立は、自民党という政党の本質が見事に現れていて、稲田防衛相が防衛相としても自衛隊としても選挙には自民党に投じて欲しいというのと同じレベルの意識である。異なった見解の国民は国民とは見なしていない、若しくは見なさないという意識と感覚なのだと言うことである。
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