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勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし [言葉]

〈勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし〉──名将・野村克也氏の有名すぎる至言だ。球団ワースト記録を更新した巨人のドロ沼連敗にも、「不思議」はない。(週刊ポスト2017年6月23日号)
この名言が野村克也氏の識見に基づくものであるとこの記事の記者は思い込んでいるようである。多くのプロ野球ファンやプロアマを問わず野球の指導者の多くも野村氏の啓発だと思って、選手や監督としての彼の偉大さだけでなく、野球を通じて事の本質を衝いている人物だと敬服しているように思う。
しかし、この名言は江戸時代の松浦静山の言葉なのである。野村氏は野球関係者の中では書を善く人だといわれ、本人も選手に野球だけでなく書物も読めと薦めていることで知られている。色々な書物を読んでいて、勝負師としての痛い体験がこの言葉に深い共感を特に覚えたのだろうと察する。
彼は上記の名言について典拠を明示して語ったり、書いているかどうかということについては寡聞にして知らないが、学者や研究者の論文ではないから、典拠を明示していなくても、然したる問題はないかも知れないだろう。或いは、この名言は人口に膾炙していて典拠を示すまでもない周知の至言だとして使っているのかも知れない。
何故この名言の典拠を問題にしていることになったかというと、友人から貰った抜き刷りを読んでいて、典拠を持つ言葉だと知った不明・無知を恥じ入ったからである。
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