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燻っている交流戦廃止論 [プロ野球]

周知の通り、そもそもセは交流戦の継続に否定的。もうけが少ないうえに、戦績もパの独壇場で、「本音を言えば、今すぐにでもやめたい」(セのある球団幹部)という声がある。交流戦が導入された2005年から2年間は36試合制だったのが、07年から24試合に減り、15年からは今の18試合制になった。セの意向が強く働いた結果だ。
「ドル箱の二刀流大谷がいるからまだ、営業的なマイナスに目をつむっていられるが、その大谷がいない今年の交流戦はどうなるか。観客動員、売り上げをきちんと精査することになる」とは前出の球団幹部。

 その結果によっては、セ側からさらなる交流戦の縮小が提案されるのは必至だ。いや、大谷には今オフのメジャー挑戦の可能性が残されている。仮に海を渡れば、縮小どころか、廃止の声がいよいよ大きくなる。(日刊ゲンダイ)
今朝の日経新聞でも「選球眼」で浜田昭八氏も交流戦問題について上のような趣意に添うような論を展開しつつも、多様なプロ野球の多様な有り様を見られる魅力に言及して交流戦の存続を願う方向で論じている。中でも、ドラフトでくじ運がパの側に味方していることにも触れて、力量面でのパの優位が見られているともいう。またここ五年に限っても打力面では圧倒的にパの打者が優位を保っている。ヤクルトの山田選手が一昨年に首位打者を取ったのが唯一の例である。昨年などは待機中の城所選手が首位打者を取るほどであった。
このような彼我の実力の差の問題は別にして、ドラフトで有力選手がくじ運も手伝ってパの側に指名されているという大勢は興味深いと以前から思っていた。ちなみ言えば、巨人のくじ運が悪くて菅野投手も一年浪人生活を送っている。つまり興業面を含めてパの劣勢が少しずつ変化しつつある前兆ではないかということである。
パリーグ指名打者制度を導入してパの野球が変わった。投手力も打力も向上した面がある。社会人野球では指名打者制度が既に導入されて久しい。のみならず選手にとって働く場所が一つ増えることも大きい。セリーグはパの後塵を拝するのを潔しとしないので、指名打者制度導入をしたくてもできない。得点力不足に悩む今年の巨人など指名打者制度があれば、村田選手の打力と守備力を生かすことも出来たろう。
プロ野球だから、興業面の成否は死活問題であるが、目先の利益や狭い視野だけでプロ野球興業に取り組んでいると没落の道は広いということを知るべきではないか。その予兆をドラフトでのくじ運に見るのである。
交流戦を廃止しても、興業面でも行く行くはパリーグに追いつかれ、実力面では差が開いて十数年後にはセリーグのマイナーリーグ化が生ずるかも知れない。あるいはチームをたたむ球団が何球団か出て来て一リーグになるかもしれない。
セリーグが交流戦廃止を望むなら、パリーグは、セリーグとの交流戦にしがみつかずに、韓国や台湾、更には豪州との間で交流戦を組むのも興味深いのではないかと思っている。
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